中国滞在紀−6 兵馬俑に関して
こんばんわ
寒さに負けております。
今回で中国のことは最後にします。
最後は兵馬俑に関して
さて兵馬俑ですが、世界遺産のイメージが先行して果たして何のものなのかというものから整理していきます。
この兵馬俑は秦の王「政」の墳墓である始皇帝陵に置かれた副葬品だそうです。
有名な兵士の像を兵馬俑といい、始皇帝陵周辺には多くの像や副葬品が眠っているとされています。
現在兵馬俑を含め副葬品は考古学者をはじめとする発掘チームより発掘と修復・研究がなされています。
さて今回見学したのは始皇帝陵博物館です。
兵馬俑は3つの坑道にあり教科書などで見られる兵馬俑は1号坑・2号坑に見られます。
1号坑
兵馬俑は粘土で製作されており、下には安定するように台座が置かれ下は重く頭の方は軽くできているとされています。
全部の像の顔や装備は異なり、この兵馬俑を分析することで当時の中国の装備や陣形がわかるとされています。
かなりの見学者がいるので見るので精一杯です。
奥の方はかなり崩壊しておりコンピュータ解析による分析と修復を行なっていました。
今後このような研究をすることで中国史(古代史)の戦術がわかると考えるとかなり興奮しました。
以上中国に関して色々書きましたが、何故勉強不足なもので多くは解説というものはできませんでした。
今までのことなど疑問に思ったことがありましたら以下に参考となりそうな文献を示しますので興味のある方は勉強して見てはどうでしょうか?
私も今の研究に加え、中国内地の都市計画や地域計画に関して勉強したいと思います。
<参考文献>
党家村に関して簡単な解説を述べたもの
魯忠民「人民中国」
http://www.peoplechina.com.cn/maindoc/html/200406/gucun.htm
青木正夫氏(九州大学)等「党家村における四合院住宅の平面構成に関する研究」
青木正夫先生は韓城周辺の集落の研究をされ、中国の建築を含めアジア圏の集落研究をされていた先生です。
党家村には青木先生を紹介する碑文があり、氏の功績を大きくたたえていました。
気になる方は書籍・論文等を読んで見ては?
では