出雲大社「庁の舎」について
こんばんは。
寒い日が続きますね。いかがお過ごしでしょうか?
私は、日曜日から中国へ研究目的で視察に行きます。
中国の建築はどのようなものなのか・・・
今からでもワクワクしています笑
さて今日は建築界に衝撃というか残念なニュースが、
兼ねてから日本建築学会をはじめとする国内外の学会が反対していた菊竹清訓氏設計の出雲大社「庁の舎」の周りに解体工事の看板が設置された
ということですが私にとっては誠に残念としか言えないです。
菊竹氏は「スカイハウス」をはじめとする名建築を生み出した建築家ですが、この「庁の舎」という建築は、出雲大社という高名な神社にコンクリート打ち放しの山形建築という現代建築は数々の作品の中でも際立っているとわたしは考えています。
そしてこの建築は神社の情景に現代建築がうまくマッチングしている数少ない事例であるため保存してほしいと考えていましたが、出雲大社側は老朽化などの理由で解体を決意。
まるで日本の建築史に残る建築の最後を見ているのが、悲しいですね。
これも時代の流れなのかと考えてしまいます。
出雲大社側の人が気まぐれで撤回しないか考えてしまいます。
最後に建築家・建築史家の藤森氏がこの建築について記事を書いているので貼っておきます。気になる方は是非読んで、この建築について考えて見てください。
私の論よりはるかに面白いと思いますので
現代建築考 24 出雲大社 庁の舎 | 建築環境デザインコンペティション
では